
当初4月に予定していた展示が、明日から開催されます。
詳細はDM添付しております。ぜひお越し下さいとはなかなか言えないので、
今回はHPギャラリーより本編が見れる仕様になっております。
被写体は自分の最も好きな部類に入る演劇の演目、
ジプシーの舞台です。
all舞台写真です。この作品の最後のセリフが忘れられず、
再演と聞いてぜひ撮影をさせて下さいとお願いしました。
ことのはboxさんの13回公演のジプシーは、
2人の演出家、各それぞれの16人の役者という、
1つの作品で2度楽しめるシステムでした。
数年前、最初に観た時は、
災難に巻き込まれた女性が独特の感性で、
旦那さんを引っ張って問題を解決していく話に見えたのですが、
今回は1つは、一人の男性が家を購入して成長していく物語に、
1つは、夫婦が災難に巻き込まれることで何かを取り戻す物語に見えました。
同じ脚本でこんなに印象が違うんだと驚きました。
撮影は稽古から入らせていただきましたが、
作品はゲネと場当たりの写真です。
展示作品24点、展示用フォトブックに36点、
時系列に配置しておりますので、物語を想像しながら
楽しんでいただければと思っております。
こんな物語です。
【あらすじ】
親に借金をしてマンションを買った若い夫婦。
完成を待ちきれず、建築中の建物に忍び込んでみると、自分たちの家となるべき部屋に、すでにジプシーの大家族が住み着いていた。
生と死、家族と個人。その普遍的テーマを穏やかな笑いと、爽やかな涙で綴った、ハートフルストーリー。
現在、感染症の影響を考慮して、ギャラリーに作家は滞在できないことになっております。
来て下さるようでしたら、
ぜひご一報いただければと思います。
このサイトからでも、
ラインでも何でもかまいません。
せっかくなのでお会いできたらと思っております。
瀧本